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2008年6月7日

ストーカー (2002/米)

「ストーカー」を観た。といってもかの有名なやたらと長いタルコフスキーの方ではない。
ある巨大スーパーの写真コーナーの、常連のお客さんの家族の写真をこっそり自分の分も焼き増して眺め、自分の家族のように思い込んで、ストーカーまがの言動を行う現像職人のおっちゃんの話である。
まぁまぁそれなりに良くありそうな話やけど、私の中でのミソはこの気持ち悪いおっちゃんをロビン・ウィリアムスが演じているという事。
前からロビン・ウィリアムスが猟奇殺人と変態性欲をエンジョイする気持ち悪いおっさん役をやればさぞかし面白いに違いない。と思っていたので、彼がストーカーな写真店の店員役をやっているということでワクテカして観た。
観たのだが…


前半、彼のお気に入りの家族の写真を自分の分も現像して家に貼ったり、いろいろ妄想しているところがなかなか不気味で結構期待が膨らんだのやけどそれも前半止まり。
確かに気持ち悪いといえば気持ち悪いけど、気持ち悪くなりきらんところが微妙であった。
一家の妻に対してゆがんだ恋愛感情でもってストーカー的に執着するのではなく、家族の息子も旦那にも好意を持って、その家族のおじさん的立場になりたいという欲求を持っているという設定に害がなさ過ぎた。
結局よくあるロビン・ウィリアムスで思いつくような気弱でありつつも可哀想な良い人で終わっていた。
実際現実的に付き合うのは気持ち悪くておかしな人間はごめんやけど、安全地帯で自分の関わりのない所から見る分には変な奴の方が面白いわけで、完全に頭のネジが飛んでいつつも、自分を客観視して制御する精神力も持っているような、たちの悪い気持ち悪いおっさんを期待していたのでかなりに拍子抜けである。
ロビン・ウィリアムスが悪役をするものでは他に「インソムニア」つーのもあるという話を聞いたので、今度ぜひ観てみようと思った。

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