スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 / 短気は損気なベイダー卿
前日にエピソード4を観たので次はエピソード6を。と思って観ていたのやけど、いきなりハン・ソロが化石みたいになってるし、解凍されたハン・ソロとレイヤがブチューっとキスしてるし、巨大なハテナマークを頭に浮かべながら見ていた。
しかし始めてヨーダが登場したもののいきなり死んだ場面を見て、これは違うと確信してDVDを見直すとエピソード6を観ていた…
ということで、エピソード6を観るのを中断して、 1980年に公開されたスター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 を見た。例の如く、デジタルリマスターの特別篇やけど。
前作でレイヤ姫に逃げられた上に、反撃された反乱軍に最終兵器「デス・スター」まで破壊されて散々な目にあった帝国軍が反乱軍に逆襲すると言う話。
物語の最後でダース・ベイダーの正体が明かされるけど、そんな事は映画を観る前から知っていたので全然驚けずにちょっと残念やった。
戦う相手が悪すぎるのか、へぼ過ぎるのかは微妙ながら、部下が作戦の失敗ばかりして、やたら怒るダース・ベイダーが笑えた。
ダース・ベイダー自身は部下に恵まれないと思ってるのやろうけど、上司としてはいかがなものか。
そのマスクの下でキーッと怒ってフォースを使ってリモートで部下の首を締めるベイダー卿がなんとも愛らしい。
しかし、ベイダー卿と呼ばれるダース・ベイダーは帝国の中でどういった位置にあるのだろう?ベイダー将軍でもベイダー大佐でもなくベイダー卿ということは、実は武官ではなく文官で、爵位でも持っていると言う事なのだろうか?という疑問を抱いた。
「スターウォーズ」と言えば、なんとなくフォースによって心眼と気を使うライトーセーバーを持ったジェダイの騎士の話の側面と、SF的な宇宙戦争の話やと思っていたのやけど、エピソード4を観て、ジェダイの騎士も宇宙船に乗って戦うんやーとちょっと驚いていた。
エピソード4はどちらかというとジェダイの物語と言うよりはSF寄りの物語やったけど、このエピソード5になってから、ジェダイの騎士はちゃんとフォースを使って戦う方向性になり、SF寄りの物語部分と求道的なジェダイの物語部分がはっきり別れて来たなと思った。