映画:X-312 フライト・トゥ・ヘル / フライト・ウィズ・適当
2008年11月5日
ジェス・フランコなる監督の「X-312 フライト・トゥ・ヘル」(1971 / 独/スペイン)なる映画を観た。
前日に仕事帰りに寄り道して『カムイ外伝 1巻』を買ったが、そのついでに普段行かないレンタル屋さんに寄って借りてきたDVDである。
パッケージには「金塊を乗せた飛行機がジャングルに墜落。生き残った乗客たちは、金塊を巡り骨肉の争いを繰り広げ……。再評価著しいカルト映画の巨匠、ジェス・フランコが挑んだサバイバル・アクション!」
って書いてあり「カルト映画の巨匠」って所とB級感溢れるパッケージに惹かれて借りてきたのだが、あまりにも適当に作られた感溢れる映画で唖然とした。
ストーリも盛り上がらん盛り下がらんだらだらした上に、アクションらしきものも適当、どんでん返しらしきものも適当、中でもやたらとズームで寄って行くカメラワークがあまりにも素人臭く適当でやれやれである。
この監督は猟奇エログロなB級作品を得意とするのだが、猟奇もエロもグロもナッシングであった。いや、エロだけはほんのちょっとだけあったかな。
始終「参ったなぁ…」と言う感じで見ていた。
パッケージやネット上のストーリー説明に「金塊を乗せた」「金塊を巡り」と書いてあるが、金塊なんか最初から最後まで出てこなかった。うーん、監督だけじゃなくって売ってる方も適当や、気持ちはわからんでも無いけど…