「ブルーラグーン」1991米/本当の意味でのミラ様鑑賞映画
正月休み中に掃除をしていて「ブルーラグーン」のDVDが発掘されたので思わず観た。
なんか、一人で映画を見たのはほんまに久しぶりだ。たぶん震災後は全く見ていないはず。
この映画は以前観て何気に面白かったブルック・シールズ主演の「青い珊瑚礁」の続編で、「青い珊瑚礁」の主人公の子供とまた別の子供が無人島に漂着して豊かな自然の中で自然に育ち自然に愛し合ってうんたらかんたらというストーリーであるけど、そんなことよりもなによりも若かりしミラ・ジョヴォヴィッチが主演だというのがポイントである。
何しろ撮影当時14歳のミラ様が「南国系ハダカ映画」で弾けまくる!ってことですからねー
Wikipediaでは「青い珊瑚礁」のリメイクって書いてあるけどストーリー上は続編である。
前作の「青い珊瑚礁」の原題が「The Blue Lagoon」で、その11年後に製作された続編「RETURN TO THE BLUE LAGOON」の邦題が「ブルーラグーン」て、ややこしいわ!
前作の「青い珊瑚礁」は「南国系ハダカ映画」に見せかけた何気にソナチネ的クオリア満開の暗くて深い人間の存在の根源に降りてゆくような映画だったけど、この映画は今となれば「南国系ハダカ映画」の皮をかぶった「ミラ様鑑賞映画」であった。
映画の中でミラ様が、相方の兄ちゃんを差し置いて銛で魚を見事に魚を突いてみせるシーンがあるのだが、8年後の「ジャンヌ・ダルク」から武闘派女優としての道を突き進むのを予感させるような、何気にこの頃から武器の取り扱いに秀でてるのが分かりますな。
そして、当時14歳のミラ様がすっぽんぽんで水浴びをする様を水を補給に来た船の船員が「ほへー」と鼻を下を伸ばして眺めるシーンがあるのだが、この映画を鑑賞する際の姿勢は大体みんな基本的にこんな感じになるだろう。
14歳のミラ様の水浴びシーンは児童ポルノに該当するのではないか?と私などは思うのだが、児童ポルノの定義が「文学的・芸術的・政治的・科学的な価値が一切ないもの」ということで、この映画に本当に芸術的価値があるのか?と問われればグッと詰まってしまいそうな気がするが、がまだアマゾンで売っているところを観るとこの映画に芸術的価値があると言うことになっているのだろう。
うん、たしかにミラ様の水浴びシーンそのものに芸術的価値があるわw
この映画をみたせいか、どことなくミラ様的な雰囲気を持っているような気がする友人がパンツ一丁で街中をウロウロしているところに遭遇する夢を見た。
私は夢の中でとても「ええーっ!」とびっくりして「どうしたん!?」と聴いたら「どうしたんて、買い物」と答えられたのであった…
いやいや映画って面白いですねー