バグダッド・カフェ (1988/独)
2008年4月5日
ラスベガスへ通じる砂漠の道の脇に立つ一軒のモーテルに、旅行中に夫と酷い喧嘩をして車を降りたドイツ女性がたどり着き、時間をもてあましてか、親切心からか、店を手伝った事を切っ掛けにしてゆっくりと何かが変わり初めて行く…というもの。
美男美女が出てない。一癖も二癖もある個性的な人物ばかり登場する。恋の鞘当も無く、誰も死なず、結局皆が幸せになる。一見ありがちやけど実は荒唐無稽な物語。山も無く谷も無く淡々としてるけど常にクスっとする部分多し。淡々としながらもほっこり。
ひたすら渋く、映画好きが好む映画と言われるのが良く分かる。
映画中で「浮き世の悩みも Magicで消える」という名台詞があるけど、Magicと言うところがミソなんやろうね。
映画中の物語をMagicとやたらと強調しておきつつ、途中で「皆仲が良すぎるわ」と刺青師を出て行かせるところがなかなかクールである。
決してスケールの大きい一級作品ではないけど、観終わった後、んー良い映画やったーと余韻を残す感じの、本で言うと短編の名作と言う感じであった。
どぞどぞ、是非ともリンク張ってください。私のほうも張っておきますです。
向田邦子『思い出トランプ』って読んだこと無いのでちょっと調べてみましたが確かに中々キツイ感じですなぁ。ええ年してドロドロした不倫とか愛人とかな話満載で(w
まぁ某アニメの台詞で言えば「笑えばいいと思うよ」ってところでしょうか?
そういうことで、安心して『カラ兄』読ませていただきます。
お返事ありがとうございます♪
うわぁ…読んでくださってたんですね!嬉しいなぁ
よかったらリンク貼らせてください!
『カラ兄』読むの早いですね~
私なら何ヶ月もかかるので、先に借りてもらってよかったぁ…と思ってます☆
今、向田邦子の『思い出トランプ』を読んでいますが、意外とキツイ短編が多くて驚いています;
むはっ!読んで頂けた上にコメントまで頂きましてありがとうであります。
わたしもちはなさんのブログのファンでRSS登録して更新される度に読んでおりますです。
「バグダッドカフェ」は確かにあえてちょっとすかした優しさのある終わり方で良かったですなー
『カラ兄』お先に借りちゃって失礼です。今3巻読み中なので、そろそろ四巻借りようかなーと思っております。
私もこの映画好きです。
始まり方はひどいけど、最後がとても優しかった気がします…
あと、音楽もいいなと思いました。
追伸:『カラ兄』4巻は借りないんですか?