「ウェズリー・スナイプス ザ・シューター」(2007/米)

本当に久しぶりの友人と会った。一緒にラーメンを食べ、コーヒーを飲み、どうでも良い話をダラダラ。
彼のすっとぼけぶりは相変わらず健在、「現在の仕事はベンチウォーマー」という自虐っぷりも相変わらず。あひゃひゃ。
amazon ASIN-B000T7QCYC某ごら氏が見た「ウェズリー・スナイプス ザ・シューター」を私も観てみた。
観る前から「ザ・シューター/極大射程」と比べて失敗した。全てが激しく微妙。主人公ヘタレですわ。などと散々な評判を聴いていたのでワクテカしながら鑑賞。
なんとなくパッケージや邦題からスナイパーを連想させようとする意図を感じたけど、確かに主人公はダメダメなヘタレの殆ど発砲しないシューターである。
いきなり冒頭で馬に振り落とされてそのダメダメっぷりを予感させるのだが、任務ではファーストチャンスで撃たず、セカンドチャンスで静止ターゲットをガラス越しに撃つといった、撃たれた瞬間に狙撃地点バレバレのダメダメ狙撃っぷり。銃も激しくカスタムしたM16と何とも弱気で微妙。いざとなったらフルオートとでもいうつもりだろうか。最後の方では「弾に当たるクセがあってね」と自虐的な発言も…


そのなんともヘタレな、陰謀に巻き込まれたらしい、CIAなんだか軍の特殊部隊なんだか良く分からない所に所属する主人公の逃走劇が映画の主な内容になるわけやけど、結局主人公は逃げ込んだ隠れ家の近所に住む、何にでも首を突っ込みたがる、オテサーネクの少女に似た、トラウマを抱えた嘘つき非行少女に頼り切って助けられるのであった。
狙撃系で陰謀系なアクション系映画と見せかけた、愛想もクソも無い主人公を助ける事で成長して行く少女を描いた、中々に心温まるヒューマンドラマであった…orz

2件のコメント

  • こんなのアクション映画じゃ無いやい!ってところを書きたかったのですが、代弁出来ていたようでよかったであります。(^^)v

  • 私もこれだけ文章で表現できたらなぁ・・・
    素晴らしい!!代弁有難うございますw
    良いこと言った!!

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