趣味

レオナール・フジタとパリ展/やっぱりパリのあんちゃんはすげぇや! ミュージアム

レオナール・フジタとパリ展/やっぱりパリのあんちゃんはすげぇや!

京都伊勢丹の「藤田嗣治渡仏100周年記念  レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展に行って来た。 藤田嗣治なる画家は日本ではそんなに有名じゃないかもしれないけど、フランスではもっとも有名な日本人画家の一人だそうである。 彼は第一次世界大戦直前にパリに渡り、すぐにパリの寵児としてもてはやされ、第二次世界大戦でナチスがパリを占領する直前で日本に帰った。 戦時中は戦争画家として徴用されたものの[…]
バックハウスを聴く 音楽

バックハウスを聴く

最近車を運転したり昼休みに本を読むとき意外にちゃんと音楽を聴くことがめっきり少なくなったけど、仕事から帰ってきて、ひさしぶりにゆっくり音楽を聴いた。 以前はあれほど鬼気迫って必死で聴いていたのに、ここ数年はそういう風な聴き方をすることは殆どなかったのだが、やっぱりちゃんと聴きはじめると昔の感覚とういうか感性のようなものが蘇ってくるような気がする。 以前は個性がなく全く味気ないと感じたヴィルヘルム・[…]
棟方志功 幻の肉筆画展/墨書きじょんから節 ミュージアム

棟方志功 幻の肉筆画展/墨書きじょんから節

例のごとく京都伊勢丹美術館「えき」でやっている」「棟方志功 幻の肉筆画展」に行ってきた。 棟方志功といえばあまりにも版画が有名やけど、この展覧会は題材にあるような肉筆画を、紙にかかれたものだけでなく、襖や戸板や扉に直接墨で書いたものも展示している。 この襖や戸板に大きく書かれた墨書きはやたらと大迫力で迫ってくる。 昔からこの人の絵を見ていると、なぜか彼と同じ津軽出身である初代高橋竹山の津軽三味線と[…]
充電器改造できるかな。 趣味

充電器改造できるかな。

先日、いくらで買ったというのが恥ずかしいレベルの安さだったので、またも怪しい異国のアジアの人からスマホ用の外部バッテリーを買った。 アルミの外装にこんな感じで一般的な充電器と同じようにUSB出力端子とmicroUSB入力端子がついている。 しかしよく見ると、マイクロUSB端子が歪んでいて充電できない。 むむむ…異様に安いので諦めてもいいのだが、ダメもとで英語の勉強がてらに、異国の人にゴルァして壊れ[…]
「浮世絵の夏 -納涼と花火-」@美術館 えき/浮世絵はなんか知らんけど流行ったアールヌーボーみたいなもんだー ミュージアム

「浮世絵の夏 -納涼と花火-」@美術館 えき/浮世絵はなんか知らんけど流行ったアールヌーボーみたいなもんだー

そういえば先週末に、JR京都伊勢丹の「美術館 えき」で開催されている「浮世絵の夏 -納涼と花火-」に行ってきた。 国貞、国芳、広重といった有名どころの、サブタイトルになっているような納涼とか花火といった夏がテーマの、主に19世紀末の浮世絵を集めたものである。 「納涼」がひとつのテーマとはいっても、夕涼みの風景だとか蚊帳や花火や浴衣が描かれている「内容のテーマ」だけでなく、夏とは関係ない絵柄が書かれ[…]
文化博物館「八重の桜展」はダークツーリズムではない ミュージアム

文化博物館「八重の桜展」はダークツーリズムではない

先日、文化博物館の「2013年NHK大河ドラマ 特別展 八重の桜」に行ったのだが、その時にずっと感じていた違和感が何だったのか、東浩紀編『チェルノブイリダークツーリズムガイド』読み始めて分かったような気がする。 展示そのものは 本展は、NHK大河ドラマ「八重の桜」と連動して、同時代の資料や新島八重ゆかりの品々を紹介します。戊辰戦争の敗戦から立ち上がる人々の姿を通して、復興へのメッセージを伝える展覧[…]
インパクトドライバーのバッテリーをB6充電器で充電できるようにリチウムイオン電池に置き換える 趣味

インパクトドライバーのバッテリーをB6充電器で充電できるようにリチウムイオン電池に置き換える

八月になりました。こんな暑い日にDIYする時はなるべく労力を節約したいものですね! DIYの強い味方といえば、電動工具ですが、どこのご家庭にも充電式のインパクトドライバーの一つや二つあると思います。 もちろん土偶家にも充電式のインパクトドライバーが3台あります。マキタが2つとリョービが1つありますが、主に使用しているのは持ったときにフロントヘビー気味の重量バランスが気に入っているリョービのものです[…]
PHSを利用停止した 趣味

PHSを利用停止した

15年以上同じ電話番号で使い続けてきたPHSの回線を今日で利用停止した。 PHSは最初からずっとクリアな音声通話に、ケータイ端末で始めてのフルブラウザを搭載した「京ぽん」、そしてスマートフォンという概念がない時代に出来たスマートフォンの「W-Zero3シリーズ」、全てが時代を先取りしすぎて結局時代についてゆけず破綻して再生会社となり、完全に音声通話専門のキャリアになった。 妙にマニアックで変態端末[…]
Les Misérables? Oui les Misérables ! 映画

Les Misérables? Oui les Misérables !

先日、映画の「Les Misérables」を観て来た。 原作の小説は読んでいないけど、ヴィクトル・ユーゴーがこの本の売れ行きを聞くために書いた「?」という手紙の返事が「!」だったという逸話どおり、まさに19世紀フランスの初期ロマン派という感じでとても面白かった。 とはいってもこの映画は原作の小説を映画化したのではなく、小説をミュージカル化したものを映画化したものということらしく、全編ミュージカル[…]
レオ・レオニ 絵本のしごと/世界の痛みは自分の痛みか? ミュージアム

レオ・レオニ 絵本のしごと/世界の痛みは自分の痛みか?

  また終わった展覧会の事を書くのもなんだが、去年の末に京都伊勢丹の美術館「えき」の「レオ・レオニ 絵本のしごと」に行って来た。     レオ・レオニといえば、『スイミー』とか『フレデリック』とか『平行植物』の作者としておなじみの絵本作家である。 展覧会の冒頭の説明文で、 私にとって絵本はずっと自分の中にある問題を問いかけ、答えを求める手段であった。 って感じの事が書いてあり「[…]
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