日記/雑記/妄談 14 8月 2007 変容の祝祭 好むと好まざるに関わらず生きていれば人間は変化するものであるけど、一方では全く変化しない部分もまたある。全く矛盾するような話ではあるけど、まぁ当たり前の話ではあるし、大抵のことはそうであるように、変わって欲しくない物ほど直ぐに変わり、変わりたいと望む物ほど変わらないのもよくある話である。 そしてそれは悲しいながら、人間の変容に関する大前提の一つでもあるように思う。 人が自分自身に対して変わりたいと[…] 続きを読む
映画 13 8月 2007 スタンリー・キューブリック 「2001年宇宙の旅」(1968/米 英) ASIN:B000IU4MYC 暑い最中に「有名やけど見ていない昔の映画を見よう企画」の一環として「2001年宇宙の旅」を観る。実は観るのは始めてである。 パッケージの絵は宇宙ステーションやし、タイトルも「宇宙の旅」やし、とりあえずは宇宙の映画らしい…という程度の予備知識で見たのやけど、冒頭でいきなり類人猿が出てきて「えっ?宇宙の映画やんなぁ??」 しかしながら類人猿が崖上から豹に襲われるシーンは[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 12 8月 2007 古くて遠かった海 海三連戦最終日は、両親に小学校の頃に良く連れて行ってもらった場所、15年くらい前に古くからの友人と行ったのを最後に訪れていない辺鄙な遠い浜へ繰り出す。 一年で一番海水浴人口の多い時期と曜日だったこともあり、記憶にあるような秘境感溢れる雰囲気と人の少なさは無かったものの、相変わらず辺鄙で開発の手は殆ど無く、石英質の砂は綺麗で、そして何より、記憶にある中でダントツに透明度の高い、不気味なくらい綺麗な海[…] 続きを読む
いきもの 11 8月 2007 海の幸料理 海三連戦二日目は昼から出動。ドライブと新規漁場開拓をコンセプトに。中々良い感じのスポットを発見。 日暮れ前に「いつもの海」波消しブロック前を捜索するも、寸前に人が入っていたためにまともなターゲットに殆どで合えず。通りすがりのカワハギとカサゴを捕獲するのみ。 結構なサイズのキジハタとわたりあったのやけど、上後方からの死角のシチュエーションで慎重になりすぎて気づかれ、向かい合ってからの横を向いたタイミ[…] 続きを読む
いきもの 10 8月 2007 海三連戦、初日 午前二時より海三連戦が始まる。暗いうちから車を走らせ、夜明けと同時に海へ。 平日と言う事でほとんど誰もいない海。雲ひとつ無い強烈な日差しが照りつける中、二本ヤスを持って海に向かうもさらっと近場の沈み岩を流しただけで突果はなし。 ガザミを捕獲して味噌汁を作り、シロギスとネズミゴチの干物を製作する。 砂地でタコの食べ後の残骸らしきものが散らばる付近を捜索した結果、砂に埋まった岩場の隙間にタコを発見。目[…] 続きを読む
趣味 9 8月 2007 黄色い自転車、サラリーマンのミイラ 黄色のフレームのピスト君のタイヤをこの間黄色にしたのだが、チェーンも金色にしてみた。 殺人的な炎天下の中、こんな派手な自転車で出かけた。 走っていると大丈夫やけど、信号待ちがダメ。苦行としか思えない。 久しぶりの平日休みで銀行やら図書館やら本屋を回り、スタバで休憩した後帰ったのだがとにかく暑すぎる。 木陰のベンチで寝転ぶ営業と思しきリーマンを見て、このまま一日置いておけば綺麗なミイラになるやろうな[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 8 8月 2007 だけど大きくなっても土偶は土偶。Born to kill !! 仕事中にゴラリさんと喋っていて「ごらりひょん」という単語が頭に浮かび、自分は天才ではないかという恐れを抱いた。もちろん杞憂で終わったのだが。 ゴラリさんに教えてもらった自転車のセレクトショップのようなお店で「ConneX Link」とミシュランのハブグリスを衝動買いした。 飲み会時に隣の席に向かって「剛掌波」を放ちまくるゴラリさんを見て、「ゴラリ」が「ごらりひょん」に進化しているのを感じた。あのト[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 7 8月 2007 「楽」のための苦行 前の日に花火青年が戯れる様を見てというわけでもないけど、中学生のときによく遊んだ公園で花火をする。 「花火ってこんなに煙出たっけなぁ?」と言うくらいの量の煙が出てちょっとびっくりだ。 「花火なんか物を燃やすだけで勿体無いだけである」という発想がある事を最近知ってちょっとした衝撃を受けた。 そういうレベルで人生を徹底できたら人生は楽になるのか苦しくなるのかまったく想像できない。 それから無駄に強い我[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 6 8月 2007 「何で月曜日やのにこんな人多いねん」な真夏の夜 仕事帰りに鉄板焼きを食べる。お好み焼きとか焼きそばを食べに行く事って今まであまり無かったのだが、最近は良く行くようになったし、梅酒も飲むようになった。自分の殻が溶けつつある事実をこういった細かい事がきっかけになって感じる場合が多いように思う。 鴨川の床で涼しい風に吹かれながらシアトルなコーヒーを飲み、等間隔に並ぶカップルの後ろで傍若無人な若人が花火で戯れる様を眺める。友人の輪の中にねずみ花火を投げ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 5 8月 2007 “海中の通り魔、「抜け道ナイト」の称号を賜る” の巻 いつものメンバーでいつもの海に出かける。もう年中行事の一環である。 この日は中々に透明度が高く、泳いでいて気持ちよかった。 何度もキジハタを見かけたけど、横向くまで我慢できずに正面から撃ってしまい、弾かれたり避けられたりして逃げられるパターンばかり。 30センチクラスのキジハタをまともに狩れないのではお話にならん。 最初の二回くらいの出撃でカワハギ、ボラ、メバルを獲るも、結果として無駄殺しっぽくな[…] 続きを読む