日記/雑記/妄談 26 6月 2006 ツール・ド・おフランスまであと5日 たとえば、クーラー、自転車、半田ごて、などなど、 A氏にとってある物は無くてはならない物だが、B氏にとってはそれが無くて何の不都合も無く、 逆にB氏にとって別の何かが無いととても辛いが、A氏はそれが無くても痛くも痒くもこそばゆくもなんとも無い。 依存性、嗜好、好み、などなど色々な言い方はあるが、 この程度の些細なことでも人間同士はかなりの多様性を発揮する。 万人にとって共通であり、かつ万人にとって[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 25 6月 2006 恐れるな若者よ 天気が悪いので今日も引きこもる。日曜日はオペラと言うことで大音量で聴きまくる。 オペラに関する素養が少なすぎるので、聴きながらもネットで色々調べ、冬眠前のリスのごとく色々な知識を溜め込んだ。 家にいながらもちょっとした調べ物なら問題なく出来る世の中と言うのは便利やなぁと改めて痛感。 (さらに…)[…] 続きを読む
本 24 6月 2006 ライ麦二冊 昨日のサリンジャーつながりと言うことで、「ライ麦」二冊、野崎孝訳『ライ麦畑でつかまえて』と村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読んだ。 村上春樹は、どうしても野崎訳が気に食わん。この訳が標準とされていることに我慢ならん。ということで翻訳を買って出て、あえて原題もそのままのキャッチャー・イン・ザ・ライというタイトルにしたらしい。 初めて村上春樹の訳のを読んだ時は、 あーダメダメ、村上春樹は子[…] 続きを読む
本 23 6月 2006 J.D.サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』 某氏の座右の本と言うことで読み直してみた。 定番?の新潮文庫、野崎孝訳である。 二十歳になるかならんかの頃に2度ほど読んだので、かれこれ十年ぶりくらいと言うことになる。 ちなみにその某氏を除いて、この本を愛して止まないと言う人と、何が言いたいのかさっぱりわからず受け入れられん。と言う人を一人ずつ知っている。 ちなみに後者の人は安部公房とアンドレ・ジイドが好きだそうだ。なんか変な組み合わせのような気[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 22 6月 2006 クロイツェる1日 いつの間にかもう木曜日。 出勤時に寝ぼけながら自転車で走っていて、土手から大通りにあがろうと減速しながらくさび型のコーナーを曲がったところ、不意に後輪がロックして前輪を軸に120度ほどテールが流れた。 びっくりして目が覚めると同時にかなり恥ずかしかった。何を大層なコーナリングしとんねん。絶対普通に曲がった方が早いし、タイヤにも地面にも優しいぞ。 でもちょっと楽しかったかも… 仕事中もなんか一日中バ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 21 6月 2006 すめるじゃ 某氏に最近首からぶら下げてるパンダの小銭入れに「すめるじゃ」と名前を付けていだき恐縮する。 謙遜な人を見るといかに自分が傲慢であるかがよく解る。 もう何も思うまい。と思っていてもついつい不満が噴出する。 傷つきたくない、辛いのはかなんなぁ。と思いつつも、 無感覚であることと、精神的に強いこととは全く違う筈だ。などと思う。 この日はパソコン触っているうちにいつの間にか寝ていた。[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 20 6月 2006 キリエ・エレイソン 今日も暑い。 帰りに20km/h以上をキープ!と必死に逆を登る登る。散歩中のおばあちゃんが足を止めて眺め、散歩中の犬が吠え掛かるくらいの必死さ。 なぜここまで必死になるのか時分でもよく解らない。ムルソー君的に言えば、もうすぐツール・ド・フランスが始まるからだろう。 この暑さの中これだけ自転車を漕いだのでオーバーヒートするかと思った。 暑ければ暑さに、寒ければ寒さに、雨なら雨に「かなんなぁ」と思うわ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 19 6月 2006 ふわふわさん 昨日四時前までカラ兄読んでたので今日は寝不足だった。 一日中ちょっとちょっとふわふわした感じやったけど、ふわふわながらもちゃんと仕事はしたぞ。 そういえば昔飼ってたウサギの名前が「ふわふわさん」やった。まぁ関係も脈絡も全然ないが。 カラ兄読んでから1日たったけど、まだカラ兄な余韻が残ってる。 たとえて言うなら…破廉恥なので止めておく… しかし、こういう余韻がここまで残る本て最近無いなぁ。 (さらに[…] 続きを読む
本 18 6月 2006 『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー 途中中断が数時間あったもののこの日で米川正夫訳『カラマーゾフの兄弟』を読了。 もう何回読んだかわからんけど、何度読んでも読むたびにこれだけ揺さぶられる小説は他にない。 ギラギラした高校生の時に読んでも、くたびれかけた30過ぎになっても、ストーリーをまるっきり覚えていても同じように迫ってくる怒濤の勢いは凄すぎる。 読めば読むほど好きになる本というのは本当に珍しいと思う。 この長大な小説をを最低50回[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 17 6月 2006 武装した人 今日も引き籠もって「カラ兄」を読みふける。 昨日の夜と今日の丸1日かかってちょうど半分を読み終える。 「カラマーゾフ万歳!」で幕を閉じるこの世界もたぶんあと1日で終わり。 もう半分か。と残念に思う気持ちと同時に、まだ半分ある。というちょっと嬉しい気持ちが入り交じった複雑な心境。 (さらに…)[…] 続きを読む