日記/雑記/妄談 16 3月 2010 いつでも閉店セール/辞める辞める詐欺/真実は言葉に引っ張られる? そういえば先日街中に焼肉を食べに行った時、「閉店セールなので特別お安くしてまーす!!」と異様なテンションと声量で絶叫しながら腕時計だとかベルトだとかアクセサリーを売っているお店があった。 そういえば、このお店はいつ前を通りかかっても「閉店セール」である。少なくとも何年か前に向かいの店でオムライスを食べながら「そんな言うほど安いか?」「働くって大変やー」と突っ込みながらその絶叫ぶりを眺めていた記憶が[…] 続きを読む
本 15 3月 2010 『奇界遺産』/私だけの真善美 ISBN-10: 4767808987 この『奇界遺産』なる、世界中のぶっ飛んだ建物や施設や人ばかりを集めた、分厚くて大きな写真集、始めて本屋さんで見た時、帯に漫☆画太郎先生の「そろそろ自殺しようと思ってたけど、この本見てたらワクワクしてきて来年に延期した!」 という言葉が書いてあって、ちょっと興味を引かれて中をぱらぱらめくって見ただけでかなりの衝撃を受けた。 一瞬買おうかと思ったけど、3800円[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 14 3月 2010 ホップ・ステップ・お肉!/マグダラの七輪 土曜日に書いたブログに、金曜日の仕事帰りに焼肉を食べたことを書いたが、実は土曜日の夕食も焼肉であった。 「二日連続焼肉かよーまぁ美味しいからいいけど。」と思っていたのだが、今日の日曜日またしても焼肉を食べた。これで三日連続焼肉である。 もう、毎日食べるたびに美味しく感じる。ホップ・ステップ・お肉!という感じである。 ということで、良い天気なので琵琶湖でバーベーキューをしてお肉を焼きまくっていたのだ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 13 3月 2010 スイーツ焼肉店 昨日、仕事後に街中に焼肉を食べに行った。 私の知っている焼肉屋といえば、もうもうと白煙が立ち込める店内で、汚いオッサンが汚い格好でなにやら怪しげなものを飲みながら大声で喋りながら肉を貪り喰っているといった、タフでハードでヘビーなイメージがあった。というよりも、「焼肉」という食べ物自体にそういうイメージがあった。 しかしこの焼肉店は違う。お客さんがオサレさんなカップルばっかりで激しくスイーツな雰囲気[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 12 3月 2010 「銛ボーイ」 ミーツ 「樹海ガール」 まだポンプカップの話は続く… 先日のポンプカップを買った店で、人間がぶら下がっても大丈夫なカラビナや、氷の壁を登るための靴に取り付ける爪などを「ほへ~」っと口を半開きにしながらもの珍しげな目で眺めているところに一人のレディがやってきた。 98%興味本位の呆けた顔をしてカラフルなロープの値段にびっくり仰天していた私とはまったく対照的に、そのレディは真剣そのものの眼差しでロープを吟味している。 その眼[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 11 3月 2010 like a pomp cup/見ろ!人がまるでポンプカップのようだ! 昨日、散々「ポンプカップ」とブログに書き綴っていて思ったことがある。 当初はなんとも思わなかった「ポンプカップ」という単語も、こう何度も書いていると妙に笑える単語のように思えて来る。最初は数ppmの濃度だった卑猥さが他のものと交じり合って濃縮されて浮かび上がってくるのだ。 そういえば店員さんに「コールマンのポンプカップなんですけど~?」って聞くために声に出した時、ファミレスで「発音するのが恥ずかし[…] 続きを読む
画像 10 3月 2010 十八番のポンプカップ/イチゴのテーブル/この世で最も意味の無い質問の一つ 先日、フルオープンカフェ(つまり吹きっさらし)の「野点カフェ土偶」に行った時、プロパンガス式のストーブだと余りにも気温が低すぎてガスが気化せずにまともに火がつかないので、コールマンのガソリンストーブを持っていったのだが、いざ使おうと思ったらいくらポンピングしてもスカスカしてまともに空気が圧縮できずに使えなかった。 これはどう見てもポンプのパッキンと言うかゴムと言うか、そんなのが劣化しているだろうと[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 9 3月 2010 「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」に行く。 京都駅の伊勢丹でやっていた「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」に行って来た。 アール・ヌーヴォーとかミュシャとかクリムトと言っても、表で客引きをしていて入るとデカイ絵を買わされそうになる怪しいやつじゃなくってちゃんとした展覧会である。 なんとなくみんなが似たような様式になってしまう中、やっぱりアルフォンス・ミュシャとクリムトのポスターだけは別格のように素晴らしかった。 映画でよくあるような登場人[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 8 3月 2010 アントワーヌ・チボーという名の友人 ISBN-10: 4560070504 昨日、終わってしまうのがとても惜しいので、あえてゆっくり読んでいる、と言っていた『チボー家の人々』の最終巻、「エピローグⅡ」をついつい勢い余って読了してしまった。 ジャックの死後の物語であるエピローグが、アントワーヌが死に至るまでの物語であるとは本当にびっくりした。 いくら、ロジェ・マルタン・デュ・ガールがアンチヒロイズムな作家だとしても、これはなんとも居た[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 7 3月 2010 ジャック・チボーという名の友人 ISBN-10: 4560070504 ようやくにして『チボー家の人々』の最終巻、「エピローグⅡ」を読み始めた。 なにしろエピローグだけで二冊もあるくらいの長さである。 全13巻もの膨大な長さの物語ももうこれで終わりであると考えるととても寂しく感じる。 何ヶ月もかかって一つの長い物語を没頭して読んでいると、確かに生活の隅々にまで本が染み通って来る。 高野文子の『黄色い本』の「ジャック・チボーという[…] 続きを読む