映画 30 5月 2008 ヴェルナー・ヘルツォーク 「神に選ばれし無敵の男」 (2001/独=英) ASIN:B0001N1QQI ヴェルナー・ヘルツォークの「神に選ばれし無敵の男」を観た。 予言と占いでオカルト好きのヒトラーに取り入って演説を指南したエリック・ヤン・ハヌッセンとユダヤ人社会で「現代のサムソン」として語り継がれる英雄であるらしい怪力のジシェ・ブライトバートという実在の二人の男の物語である。 ストーリーとしてはポーランドのユダヤ人街で怪力の鍛冶屋として働いていたジシェがちょっとした[…] 続きを読む
映画 29 5月 2008 アレハンドロ・ホドロフスキー 「エル・トポ」(1969/メキシコ) ASIN:B00009CHBW 偶然レンタル屋さんでであった某氏に薦められて観た。調べてみると「カルト映画の開祖にして金字塔」と呼ばれる程に世評の高い伝説的なカルト映画ということになっているらしい。 公開当初は配給元がつかないほどやったものの、著名人やらアーティストと呼ばれる人たちが絶賛したおかげで有名になり、最終的には興行的にも成功したようだ。 黒装束に身を包んだいかにも怪しげな男がすっぽんぽん[…] 続きを読む
Solaris/Sparc 28 5月 2008 Live CD solaris 「OpenSolaris 2008.05」 以前、OpenSolarisベースのLive CDで起動する「Indiana」なるプロジェクトの派生物であるSolarisがSunのサポートの下で「OpenSolaris 2008.05」として配布開始になったっつんでダウンロードしようと「Get OpenSolaris」なページに行ったのやけど、英語ページなんで適当に読みながらそれらしいリンクを突付いているうちに住所を聞かれたりしたので「ふーんダ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 27 5月 2008 フンガーフンガー疫病神? 仕事後に百円ショップに向かうも到着した瞬間に電気が消えた。ん?あ、閉店… 後五分早ければ…とがっくししながら、レンタル屋さんに向かう。 DVDを返し、店を出て自転車を漕ぎだすと変な感触。地面がやたらとゴリゴリする。ん?これは…む…やっぱりパンク… あーもう今日はダメな日やと半ばあきらめながら、応急処置のタイヤ交換をする。人通りが多いので皆がじろじろ見ている。あー恥ずかしい。でも換えタイヤを持ってい[…] 続きを読む
映画 26 5月 2008 ギャスパー・ノエ 「カノン」 (1998/仏) ASIN:B00005L8UN ギャスパー・ノエの「カノン」を観た。 新鋭の映画監督であるギャスパー・ノエなる人物はこの映画で始めて知ったけど、ネットで妙にエグいと評判なうえに、ヴェルナー・ヘルツォークを好きな人が同様にこの監督を好きなパターンが多いようなので観てみた。 話としては「馬肉屋三部作」なるものの二番目で、ストーリー的には前作の「カルネ」の続きであり、次作「アレックス」の間であるらしい。[…] 続きを読む
映画 25 5月 2008 山田洋次 「馬鹿が戦車でやって来る」 (1964/日) ASIN:B0009G3F4I 公開当時は娯楽映画やったはずやけど、今となればそれなりの「カルト映画」扱いをうけているらしい「馬鹿が戦車でやってくる」を観た。 一応「馬鹿シリーズ」最高傑作の第三作目と言う事らしいけど、前二作は観ていない。 村外れのあばら家に住む、村中から忌み嫌われて馬鹿にされている一家の長男のハナ肇演じるサブと言う男が、村中にコケにされて暴れて留置場に入れられている間に村会議員か[…] 続きを読む
映画 24 5月 2008 「フランケンシュタイン」(1931/米) 「フランケンシュタインの花嫁」(1935/米) ASIN:B0002J50ZE ASIN:B000QJMBAW かの有名な「フランケンシュタイン」とその続編である「フランケンシュタインの花嫁」を観た。 一応シリーズものということで続きも後四作ほどあるらしいけどそちらはまだ見ていない。 良家の跡取りである科学者のヘンリー・フランケンシュタインは生命の創造に魅せられ、墓地や刑場などから盗んできた死体の器官をつなぎあわせて命を与える実験を行う。やがて[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 23 5月 2008 マルクス・アウレーリウス 『自省録』 職場の新人さん歓迎会に出席するも、殆ど新人さんと喋っていない…でもまぁ出席して顔は見てもらったからええか。 「なぜ私には彼氏が出来ないのか?」と涙ながらに訴える某レディーを弄っているうちにそう言う話になり、「●●やんはそれ関係どう?」と問いかけられて「私には仏教がありますから」と手を合わせた某氏を初めて「恰好良い」と思った。 ISBN:4003361016 家に帰ってカフカを読むつもりが、ふと本棚[…] 続きを読む
趣味 22 5月 2008 固定ギア三日目とか 固定ギア三日目の出勤。大分慣れてきた。、確かに面白い乗り心地ではある。 よく固定ギアの自転車を「一体感」で表現する人がいるけど、なるほど言わんとする事は分かる。でも今の所私にとっては「一体感」というよりは、「逃げ道のなさ」を感じる事の方が大きいような気がする。 毎日の生活の中での刺激の多さがそのものの充実度と比例している。と考えたり感じたりしてしまうと、自らあえてややこしい状況を選んでしまうような[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 21 5月 2008 カフカ/過負荷 職場の図書館で池内紀訳のカフカを借りて読み始める。マックス・ブロートが出版のために編纂した版ではなく、カフカの手稿に近いテキストから直接訳出したもので、従来のカフカ像とかなり違う、カフカ自身の意図やら方向性に沿ったものらしい。と言う事やったけど、とりあえず私が好きな『変身』『流刑地にて』『断食芸人』を読んでみたが、特に何が変わったと言う感じはせんかった。 しかしカフカ読むのなんかどれくらいぶりやろ[…] 続きを読む