日記/雑記/妄談

右往左往 / どこまでが「自然」か 日記/雑記/妄談

右往左往 / どこまでが「自然」か

一日中雨が降って、そこらじゅうに積もった黄砂が洗い流されて綺麗になっているのを見ると、自然は上手いこと出来ているなぁと思う。 月曜日まで真っ白に汚れていた近所の巨大なバナナの木の葉がこの雨でピカピカになっていた。 日曜日に水と洗車ブラシで車を洗った私が微妙に悔しいのだから、洗車場に並んでまで洗った人はさぞかし悔しいやろうなぁと。 しかし、悔しさよりも、圧倒的に負けた時のようなすがすがしさを感じるの[…]
風が吹けばイチゴ大福屋が儲かる 日記/雑記/妄談

風が吹けばイチゴ大福屋が儲かる

土曜日の強烈な風で黄砂が飛来して、日曜日の朝には車という車が真っ白になっていてビックリしたが、この日ガソリンを入れに行ったら洗車コーナーに薄汚れた車が列をなして並んでいた。 列に並んでいる車の中の人は一様にどんよりしてうんざりした顔をしていてちょっと気の毒だったが、並んで薄汚れていた車が洗車機を潜り抜けるとピカピカになって出てゆく様は、まるでトキの「奇跡の村」のようであった。 この黄砂のせいか三連[…]
18禁アクアリウム / スイホウガンとミミイカ いきもの

18禁アクアリウム / スイホウガンとミミイカ

大丸京都のアートアクアリウム展に行った。 金魚の「アクアリウム」ということで、金魚鉢に砂を入れて水草と貝やらエビやらが一緒に泳いでいるような「調和水槽」的な物を思い浮かべていたのだが、実際見るとイメージしてたのとぜんぜん違った。 おもっきりポンプでエア入れてるうえに、砂も水草も無しの「自然」とは全く逆の方向性でなんか怪しげな感じである。 自然界では決して生き残れないであろう形態をしたさまざまな金魚[…]
いつでも閉店セール/辞める辞める詐欺/真実は言葉に引っ張られる? 日記/雑記/妄談

いつでも閉店セール/辞める辞める詐欺/真実は言葉に引っ張られる?

そういえば先日街中に焼肉を食べに行った時、「閉店セールなので特別お安くしてまーす!!」と異様なテンションと声量で絶叫しながら腕時計だとかベルトだとかアクセサリーを売っているお店があった。 そういえば、このお店はいつ前を通りかかっても「閉店セール」である。少なくとも何年か前に向かいの店でオムライスを食べながら「そんな言うほど安いか?」「働くって大変やー」と突っ込みながらその絶叫ぶりを眺めていた記憶が[…]
ホップ・ステップ・お肉!/マグダラの七輪 日記/雑記/妄談

ホップ・ステップ・お肉!/マグダラの七輪

土曜日に書いたブログに、金曜日の仕事帰りに焼肉を食べたことを書いたが、実は土曜日の夕食も焼肉であった。 「二日連続焼肉かよーまぁ美味しいからいいけど。」と思っていたのだが、今日の日曜日またしても焼肉を食べた。これで三日連続焼肉である。 もう、毎日食べるたびに美味しく感じる。ホップ・ステップ・お肉!という感じである。 ということで、良い天気なので琵琶湖でバーベーキューをしてお肉を焼きまくっていたのだ[…]
スイーツ焼肉店 日記/雑記/妄談

スイーツ焼肉店

昨日、仕事後に街中に焼肉を食べに行った。 私の知っている焼肉屋といえば、もうもうと白煙が立ち込める店内で、汚いオッサンが汚い格好でなにやら怪しげなものを飲みながら大声で喋りながら肉を貪り喰っているといった、タフでハードでヘビーなイメージがあった。というよりも、「焼肉」という食べ物自体にそういうイメージがあった。 しかしこの焼肉店は違う。お客さんがオサレさんなカップルばっかりで激しくスイーツな雰囲気[…]
「銛ボーイ」 ミーツ 「樹海ガール」 日記/雑記/妄談

「銛ボーイ」 ミーツ 「樹海ガール」

まだポンプカップの話は続く… 先日のポンプカップを買った店で、人間がぶら下がっても大丈夫なカラビナや、氷の壁を登るための靴に取り付ける爪などを「ほへ~」っと口を半開きにしながらもの珍しげな目で眺めているところに一人のレディがやってきた。 98%興味本位の呆けた顔をしてカラフルなロープの値段にびっくり仰天していた私とはまったく対照的に、そのレディは真剣そのものの眼差しでロープを吟味している。 その眼[…]
like a pomp cup/見ろ!人がまるでポンプカップのようだ! 日記/雑記/妄談

like a pomp cup/見ろ!人がまるでポンプカップのようだ!

昨日、散々「ポンプカップ」とブログに書き綴っていて思ったことがある。 当初はなんとも思わなかった「ポンプカップ」という単語も、こう何度も書いていると妙に笑える単語のように思えて来る。最初は数ppmの濃度だった卑猥さが他のものと交じり合って濃縮されて浮かび上がってくるのだ。 そういえば店員さんに「コールマンのポンプカップなんですけど~?」って聞くために声に出した時、ファミレスで「発音するのが恥ずかし[…]
「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」に行く。 日記/雑記/妄談

「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」に行く。

京都駅の伊勢丹でやっていた「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」に行って来た。 アール・ヌーヴォーとかミュシャとかクリムトと言っても、表で客引きをしていて入るとデカイ絵を買わされそうになる怪しいやつじゃなくってちゃんとした展覧会である。 なんとなくみんなが似たような様式になってしまう中、やっぱりアルフォンス・ミュシャとクリムトのポスターだけは別格のように素晴らしかった。 映画でよくあるような登場人[…]
アントワーヌ・チボーという名の友人 日記/雑記/妄談

アントワーヌ・チボーという名の友人

ISBN-10: 4560070504 昨日、終わってしまうのがとても惜しいので、あえてゆっくり読んでいる、と言っていた『チボー家の人々』の最終巻、「エピローグⅡ」をついつい勢い余って読了してしまった。 ジャックの死後の物語であるエピローグが、アントワーヌが死に至るまでの物語であるとは本当にびっくりした。 いくら、ロジェ・マルタン・デュ・ガールがアンチヒロイズムな作家だとしても、これはなんとも居た[…]
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