惑い多き春の日 日記/雑記/妄談

惑い多き春の日

前日に実稼動しだした構成や環境の威力を思い知って、「おーすげー。これは、よー出来てるわー」と感心すると共に感動する。 これの完成を彼岸から眺めていただけやけど、シンパシーだけは感じているので喜びと嬉しさもひとしおである。 この間一緒に卒業生を見送った某氏を、今度は私が見送る事になったのは目出度いばかりである。 何事も遅すぎるという事は無い。春という欝の季節を巡る良いニュースの最たるものである。 と[…]
急斜面 日記/雑記/妄談

急斜面

前日、追い詰められるところまで追い詰められて、逃げ道さえないような悲惨としかいえない状態になったように見えたものの、次の日来てみると前線はかなり回復していた。 ワーカーホリックIT戦士たちの「時間までには何とかしてしまう」心意気と戦闘力に心底恐れ入ったし、ちょっとした感動すら覚えた。 彼らの戦いを前線の遥か後ろから眺め、ちょっとした残党処理だけをしたくらいだけど、とても勉強になったしとても考えさせ[…]
週の真ん中日曜日 日記/雑記/妄談

週の真ん中日曜日

今日も引き続き出勤だったにも拘らず、仕事前に図書館へ寄る時間があったのでやっとこさ本を受け取れたのだが、殆ど敵前逃亡や戦場放棄のごとく逃げるように帰ったのが日付が変わる頃だったので、優雅に本を読む時間などなかった。 『重力の虹』を図書館に丁寧に突き返し、ちょっとした開放感と惨敗間の入り混じった感覚を味わいつつも、借りてきた本の装丁を見て満足しておく。どいつもこいつも面白そうだニヤニヤ。 最前線で戦[…]
流血沙汰癒し系 日記/雑記/妄談

流血沙汰癒し系

今日も出勤だったのだが、昼休み中に2分でオニギリを食べ、某シンポジウムでの某有名宗教学者の基調講演を聞きに行く。 最初壇上に上がってきた時はちょっと貧相な感じだったのだが、いったん喋りだすと堂々とした雰囲気に包まれてさすがやなぁと。 一時間ほどの講演を最後まで聴いた時点で昼休みはタイムアップ。 続いてのジャン先生が司会を勤めるパネル・ディスカッションも見たかったのだが、仕事中という事で断念で残念。[…]
下に飛ぶ 日記/雑記/妄談

下に飛ぶ

今日は何物にも邪魔される事なく丸一日コード書き。 タバコを吸わなくなってニコチン補給のサイクルから脱し、簡単に数時間ぶっ通しでかなりの集中力を一つの事に向けられるようになっている。 一日中結構な集中力を保っていて、自分自身でも「おぉっ格好ええやん」とか「これは美しひ」というコードが書けて結構満足した。 今日こそは仕事帰りに図書館に寄るつもりで三十分前に仕事を切り上げようとしたものの、不測の事態で時[…]
シュレーディンガーの土偶 日記/雑記/妄談

シュレーディンガーの土偶

蟻一匹逃がさぬ絨毯爆撃でなんとか仕事を片付けて、帰りに図書館に寄ったら閉館時間が過ぎていてがっくし。 単調で低空飛行で息絶え絶えの毎日から殆ど唯一の楽しみが奪われて何ともモチベーションが下がり、とぼとぼと自転車を漕ぐ。 別に誰かが悪いわけでもないのだが、あえて責任の所在を探すと自分が悪いくらいしか思いつかず、思考と感覚のループは負の方向へ核分裂のように加速する。 誰かのせいにしようとするのをやめれ[…]
都筑卓司 『マックスウェルの悪魔』

都筑卓司 『マックスウェルの悪魔』

ISBN:4062573849 著者の都筑卓司は入門書やら啓蒙書を多く書いている統計力学の研究者であるけど、読めばわかるとおり話も文章も面白く上手でしかもわかりやすい。 この本は初版が1970年発行と結構古く、今では名著とかベストセラーとか古典のような扱いであるようだ。 ブルーバックスということで一応科学に関する本なのやけど、出だしのプロローグから長屋のバラックだの母ちゃんのいない父子だのと、プロ[…]
「ながら」で獲得された時間はどこへ向かうか 日記/雑記/妄談

「ながら」で獲得された時間はどこへ向かうか

昨日、忙しいのでコピーロボットがいれば便利と言うような事を書いて、コピーロボットがいたところで喧嘩になって余計に仕事は進まない。という結論に達した。 昨日の上記のアプローチは時間1で量が2の仕事をするのに、時間あたりの仕事量1の働き手を2つ使うというものであるけど、しかしながら、時間当たりの仕事量を2に増やせばコピーロボットがいる状態と同じになるわけで、同時に二つの仕事をすれば良いわけである。 ラ[…]
RAID 0のドッペルゲンガー 日記/雑記/妄談

RAID 0のドッペルゲンガー

良く考えると後十日で4月やんか。 なんとまぁ年度末年度始めという事でやる仕事が山ほどある。 まぁどちらかと言うと、やるべき事というよりは、やりたい事になるのだが。 絶対4月までに終わると仮定して、優先順位なんかつけんと順番に片付けていきたいところだが、ドツボった時の事を考えるとやっぱり優先順位をつけざるをえん。 子供の頃にパーマンに出てくるコピーロボットがあれば便利やと本気で思っていたけど、今更良[…]
ツンデレエントロピー増大の第二法則 日記/雑記/妄談

ツンデレエントロピー増大の第二法則

このあいだブログで本の感想を書いた柏祐賢氏が亡くなったそうでお悔やみを。 昼は出かけたので、朝に少しと夜にまぁまぁ本を読む。 複雑系やらエントロピー系やらなる熱力学の本を風呂で半分のぼせながら読んでいるのは、身をもってエネルギー準位の人体実験をされているようでなんだか変な気分だ。 昨日は経済学、今日は統計力学やら熱力学と数式が出てくる本を読んでるとなんだか自分が賢くなったような錯覚に陥る。もちろん[…]
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