本 7 9月 2008 エリザベス キューブラー・ロス『死ぬ瞬間 -死にゆく人々との対話-』 ISBN-10: 4643920521 エリザベス キューブラー・ロス『死ぬ瞬間 -死にゆく人々との対話-』を読んだ。 この本は、精神科医あるいは心理学者である著者が四人の神学生たちの「人生における危機」についての論文執筆のための要請に応じて、死に瀕している末期患者へインタービューを行い、彼らの反応と要求を研究する。といったゼミからスタートして、延べ200人の末期患者へのインタビュー行い、そのイン[…] 続きを読む
趣味 6 9月 2008 「ねこ踏んじゃった」恐怖症 バイエルを買ったは良いけど、ピアノが無いので何ともしようが無い。楽譜ばかり眺めていても「あー弾きたいー」とフラストレーションがたまるばかりである。 「バイエル教則本」のおまけとしてついていた鍵盤が印刷されている「紙鍵盤」でパタパタ練習なんて何ともいただけない。ピアノへの情熱はあるけど家が貧乏でピアノを買って貰えないかわいそうな子供みたいな事は、流石にこの歳になってやってられんやろう。 良い大人が紙[…] 続きを読む
趣味 5 9月 2008 ミーハー対象としてのバイエル ピアノを始める決心をしたけど、まずネットで情報収集を始めるのは今時のオッサンやなぁと。 昔からピアノの勉強と言えば『バイエル教則本』のイメージで固定されていたけど、『バイエル』も今となっては音楽教育にとって問題になる部分が多いと言う意見が主流のようである。 例えば、ヘ音記号が出てくるのが遅すぎて難しく感じてしまう、ハ長調を標準の調のような扱いをしているので、他の調性に対する扱いと調性に対する感覚が[…] 続きを読む
趣味 4 9月 2008 器用貧乏と中途半端貧乏とピアノ 多分私には、あまり一般的なものではないにしろ「趣味」と呼ばれるものは多いかもしれない。しかしそれに向ける時間の少なさの故か、あるいは私の本質的な性向や私自身の才能の故か、どれ一つとして誇れるほどに仕上がったものなどありはしない。 趣味としてある一時期打ち込んだら「その道で何もやっていない人よりは詳しかったり得意」なのはあたり前の話で、その「脱初心者」程度のレベルを超える事なんか殆ど無い。その道の中[…] 続きを読む
画像 3 9月 2008 あ~あ、かぐや姫 先日母がパック入りの竹の子の水煮を買ってきて「安いと思ったら中国産やったorz」とか言っていたのだが、私はそのパッケージを一目見た瞬間とても感動してしまった。 筍の水煮が竹の皮の着物着てて、名前が「かぐや姫」、しかもこの色白さと言い形と言いなんかとってもかぐや姫っぽい。 凄くない?たかが筍の水煮のパッケージにここまでするか? 惜しみ無い賛辞を筍の水煮の「かぐや姫」に送っている私に母が一言。 「この[…] 続きを読む
画像 2 9月 2008 黄色いゴーヤは黄色かった 家に出来たゴーヤを蔓にぶら下がったままほうって置いたらいつの間にか熟れて黄色くなってきていた。 なんかちょっとゴーヤとは思えんし、というか食べ物とも思いにくい不気味な見た目である。 いくら私が黄色好きといっても、喜んでばかりはいられない。 このまま更に放置しておいて赤くなったり紫になったりしたらますます気持ち悪くなる。という事で慌てて収穫した。 ちょっと食欲を誘うような見た目ではないけど、とりあえ[…] 続きを読む
音楽 1 9月 2008 ベートーヴェン:最後期のピアノソナタ マリヤ・グリンベルク / 最後に地上に還る五つの変奏曲 ASIN:B00005EZJ0 ちょうど100年前の1908年に生まれたロシアの女性ピアニストであるマリア・グリンベルクのベートーヴェンの最後期のピアノソナタを聴いた。 彼女はソ連のピアニストで初めてベートーヴェンのピアノソナタ全集を録音した人物であるらしく、このCDの曲はその一部だと思われる。 ベートーヴェンの最後の三つのピアノソナタ、特に32番のハ短調は私が最も好きな曲のひとつで、今までいろい[…] 続きを読む
映画 31 8月 2008 映画:「ピアニスト」 ミヒャエル・ハネケ/ フランス風エロエロジュテーム映画暗黒系 ASIN:B0000D8RO8 ミヒャエル・ハネケの2001年に公開されたフランス映画である「ピアニスト」を観た。 この監督は「セブンスコンチネント」を観てから大好きになった監督である。この映画は今までの映画とは違い、なんとなくそれなりにメジャー路線だったような気がする。 過保護で過干渉な母の下で、全てを犠牲にしてコンサートピアニストを目指すも、挫折してウィーンの音楽院のピアノ科の教授を細々と務め[…] 続きを読む
映画 30 8月 2008 映画:「最後の戦い」 リュック・ベッソン / 殺伐とギスギスと爽やかに ASIN:B000228TV8 リュック・ベッソンの劇場用長編監督デビュー作であるらしい「最後の戦い」を観た。 世界崩壊後の、「北斗の拳」というよりは「アキラ」的な世界の中で、水や食料を巡って争う男達の戦いを描くものである。 台詞は無いけどドルビーサラウンドで、モノクロやけどシネスコサイズってのがちょっと可笑しい。 台詞が無い、というか登場人物たちが喋らないと言うのはわざと無声映画風にしてるのかと[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 29 8月 2008 映画:デヴィッド・リンチ 「インランド・エンパイア」/悪夢そのものな映像/夢映画 ASIN:B00104Y8W6 デヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」の五年後に公開された「インランド・エンパイア」 (2006/米=ポーランド=仏)を観た。 「デヴィッド・リンチの集大成」とか「マルホランド・ドライブに答えが出る」とかいう前情報があったものの、この監督やしどうせ訳わからんやろう。と思って観たが、やっぱりさっぱりわからんかった。 一応、ハリウッド女優が大役を射止めたけど、そ[…] 続きを読む